そして尾崎豊の話。

実は高校のときは部と並行して週一回、習い事をしていて(内容はヒミツ)
それが家から一時間半くらいかかるところで、また帰るのがいつも10時半くらいだったわけです。
習い事をしていたところはJR横浜線橋本駅の近く。冬の夜、10時半の橋本駅にはほとんど人はいません。
静かで暗くて寒いホームで冬になるといつも尾崎のライブCDを聴いてました。
なぜかわからないけど、尾崎のCD聴いてるだけで、いろんなこと悩んでる自分が小さく思えてきて、
なんか『自分はこの人より真剣に悩んでいないし、壁にぶつかってもいない』ってね。


尾崎が言っていることの全てが正しいとは思わないし、ああいうふうに人生を終わってしまったことをとても悲しく思うけれど、内容どうこうではなく、尾崎の歌を聴くと『こんなことにくじけてちゃいけない。自分ももっとがんばらなくちゃな』って思います。


最近ストレートに感情を歌詞にするような歌がはやってるけど、自分は「う〜ん・・・」って思ってしまいます。

『この声がかれるくらいに、君に(「が」だっけ?)好きと言えばよかった・・・』

みたいなやつね。う〜ん・・・
オレンジ・レンジ然りね・・・。う〜ん・・・
自分はもっと『言葉にならないもの』を大切にしていきたいです。何て言っていいかわからない強い思いとか、どうしようもない感情とか。
尾崎の歌には『何て言っていいんだかわからない強い思い』みたいなものがひしひしと感じられます。その不器用さゆえにああいう終わり方をしてしまったのかもしれないけれど。


BLENDYでの尾崎好きは藤本くらいしかしらないので残念です。
悩んでいたり、寂しかったりする冬をすごしてる人に尾崎はオススメです。
ライブCDとかがはいりやすいんじゃないかな「LAST TEENAGE〜」とか。
かといって一女とかが冬に尾崎を聴いてたりしたらすごいですね。
まあ誰か一人くらいいてもいいんじゃなかな、名前は出さないけど、なんてね。
あ、別に誰も想定してません、ほんとに。

あ〜カラオケ行きてぇ〜。