『皇帝ペンギン』

poriporiguchi2005-08-17

新宿に『皇帝ペンギン』を見に行きました。
ペンギンを人間に同化した感じのフランス語の語りには少し興ざめしましたが、酷寒の地で厳しい自然を生き抜く皇帝ペンギンの姿は、素直にすごい!と感動しました。


そして皇帝ペンギンの子どもがまたかわいいんですよ。
皇帝ペンギンは足で歩いたり、お腹で氷の上の滑ったりして長距離を移動するんですが(20日間くらい何も食べずに歩き続ける!)、滑ってるほうが早いのに、何故か結構歩いているほうが長いみたいです。やっぱり氷は冷たいから接する面積を減らしたいのかな。


皇帝ペンギンのオスは雌が餌を採りに行ってる間の三ヶ月、ブリザードが吹き荒れる中、卵を自分の羽毛で暖めながら、みんなで固まってとにかくじっと耐えるんです。すごいですよね、まったく。
人間に当てはめるのもおかしな話だけど、女性の働きやすさだとか、男性の家事への参加とか、もっと真剣に考えないと、少子化が解決するわけがないと思います。皇帝ペンギンだってこんなに一生懸命に子育てしてるんだからね。


あたまからっぽにしててもおもしろい映画なので、夏ばて気味の人向きです。なんせ酷寒の地の話だし。


映画を見終わった後、HMVでビル・エヴァンスとマイルズ・デイビスのCDを買い、池袋の蕎麦屋でビール、つまみ、そば。初めて行ったんだけど、そばはまあまあの味。器はもう少しシンプルで上品な方が良いと思うけど・・・。70点くらいかな。


そろそろ旅行に向けて計画を立てていかないとな。