『グッド・ウィル・ハンティング』

poriporiguchi2005-08-19

今日も暑いです。
さて、久しぶり(っていうか見るの二回目)に『グッド・ウィル・ハンティング』を見ました。いわずと知れた名作。


内容は、豊かな才能を持ちながらも虐待などの経験から深い人間関係を拒絶し、安住する場所にこだわっているウィル(マット・デイモン)の心を、同じような体験を持ち、愛する妻をなくした心理学者(ロビン・ウィリアムス)が徐々に開いてくという話。


マット・デイモンはじめ、役者はみんなうまいし、とても好きな映画です。
特に最後、ウィルが旅立ったのを知らずに迎えに来た親友(ベン・アフレック)の、驚きと期待に似た表情はいいですよ。暑い夏に見る映画じゃないと思いますが、進路で悩んでいたり、集団の中で何かしらの孤独を感じている人には示唆にとんだ映画だと思います。


月並みな言葉だけど、ワカモノの成長って、自分の場所に閉じこもっているのではなく、自分のために新しい場所に旅立っていく、そういうことなんだろうな、ていうふうに思える映画です。


脚本はマット・デイモンが書いたってことで、ちなみにアカデミー賞最優秀脚本賞です。すごいの一言ですよね。
この映画でのベン・アフレック、かっこいいです。
若いときに一度は見ておきたい映画です。夏休み、暇な人は見てください。損はしません。