バリ島同時爆弾テロ

poriporiguchi2005-10-02

久しぶりに昼までゆっくり寝て、ゆっくりと昼食。
日記をつけたり、ミーティングの議事録を作成してました。


夕方、『昭和史発掘』3巻を読了。五・一五事件など、興味深い内容。4巻は確か相沢中佐事件などだったと思うので、続きを読んでいきたいと思います。英語や安全保障関係の勉強もそろそろ本格的に始めようと思います。


この頃、あまり雑誌とか読んでなかったけど、昨日久しぶりに「NEWS WEEK」を読んだら楽しかったので、これからはちょくちょく読んでいきたいと思います。


インドネシアのバリで爆弾無差別テロが起きましたね。犠牲になった方々やその遺族の無念は言葉にならないものがあると思います。そして前回のテロから復興を遂げてきた観光地としてのバリも今度こそ窮地に追い込まれてしまいそうです。現地で生活を営んでいる人々にとってはほんとに苦しい事態なんだと思います。


宗教・思想のあり方は個人が決めることだし、不用意に言及してはならない問題だと思いますが、やはり、恐怖によって自分の意志を実現しようとするテロリズムは卑劣だし、許されるものではありません。宗教・信心と言えども人間を殺すことなど許されないし、それが自分たちの満足のために行われるなら、それは宗教の名を借りたタダの虐殺にしか過ぎないんだと思います。

確かに世界には不条理なことはたくさんあるし、許しがたいこともたくさんあると思います。虐殺もあり、差別もあります。しかし、怒りゆえにそれの真似をし、同じ方法で対抗したとしても何も変わらないし、まねをした時、自分もまた虐殺者であるということは事実です。


私は世の中で起こることに対して無力な一人の人間ですが、自分の為すことによって誰が幸せになっているのかな、あるいは不幸になったりしないのかな、と考える人が増え続けることを祈るのみです。


画像:バリ島・テロの現場