『児童図書館論』

poriporiguchi2005-12-20

いま、卒業のために必要な単位(といっても1単位)をそろえるために冬季の集中講義に出ています。児童図書館論』です。
子どものための図書館はどうあるべきなのか、ってことを考える授業で、思ってたよりもおもしろいです。


絵本とはどういうモノが評価されるのか、本とは違うものとして絵本のもつ意味は何なのか、その芸術性、基準などを実際の絵本を見ながら教えられたり、昔話、民話に特有の文法などを知れたりして『へぇ〜』って思ったりします。


「図書館の自由」という問題では有名なちびくろさんぼピノキオ」に関して起こった問題を通して、情報の拠点としての図書館が取るべきスタンス、みたいなものも考えさせられます。身近な情報機関として価値中立的であることへの要請と、それをささえる資料収集の苦労など、『ふむぅ』って思ったりします。


というわけで、寒い教室で(暖房が故障してるんじゃないかな・・・)、ダウンコートを着こんで、ノートをかりかりととっちゃたりしてるわけです。なんか「大学で勉強してるなぁ」っていう感じ・・・あたらしい・・・。


明日もきちんと行って新しいことを知れたらな、と思います。


画像:『ぐりとぐら』 好きな絵本ランキングで常に入っている『絵本の傑作!』とのこと。