散歩

最近ぜんぜん動いてないなー、と思ったので
思い立って15キロくらい散歩してきました。
音楽聴きながらとかだと普通に楽しいです。
天気もよかったしね。


帰りに「ゆず」の「歌時記」をかりて帰宅。
いいっすね。


明日はグリーンの引退戦。
場所は西川越。所要時間二時間弱。
ケミなみに遠い。早起きしなきゃ・・・


さてさて。


NHKスペシャル憲法の特集がやってました。
特に第九条の問題。
改憲反対の人もいていいとは思うけど(多様な意見があってもよい、という意味)


宮沢喜一さんや藤原帰一さんのように
きちんとした現実認識、論理をもって改憲に反対する人もいるけど
番組の中での改憲反対の人の意見を聞いてると
彼ら或いは彼女らは憲法をなんかの「スローガン」くらいにしか考えてないように
思えてきます。


でも憲法っていうのは純粋な国内法(しかも最高法規)で、
スローガンとかではなくリアルに国家権力を縛ってるわけです。
本来、国際関係とは何の関係もないんです。
そもそも、「他国は日本の国内法としての憲法なんて気にしてない」
ってことですよね。


だから他国にしてみれば
「日本は内輪の事情で全然しんどい国際貢献しないじゃん。ぶー。」
って昔からよく言われてる話になるわけで。
憲法って「内輪話」なわけで。


日本って国際的に見れば、いちいち理屈をつけては文句ばっかいって、何もせず、
しかもアメリカに守ってもらってる、って思われても仕方ない。


でもそれでも他国があんま言わないのは内政不干渉原則以外には
『日本にまた軍隊もたせたら危険だ』ってくらいの理由なんだろうと思います。
多分「平和憲法」なんて思ってません。


そもそも終戦当時のGHQはそういう意図で作ったわけだし。


要するに日本人は『平和憲法』なんていってるけど
実は、自分の国が何するかわからないから軍隊持たない、って言ってる
ようなものなわけで。民主主義国家なのにね。


だから日本の平和憲法が世界を平和にするなんて意見は
突拍子もない話で、「風が吹けば桶屋もうかる」のようなものです。



憲法がどうなるのかは自分も含め
国民が民主主義的な過程を通して決定することですが
憲法主権国家の内輪話」なんだということは考えておくべきなんだと思います。


ただの理念だけでなく、実際に何ができるのか、
それが本当の平和を作るんだと思うし
そういう姿勢が「平和主義」なんだとおもいます。


まあそんな感じの今日でした。