衆議院解散！！

郵政民営化法案が否決され、宣言どおり、衆議院が解散されました。
首相の解散権については学問的な話をしだすときりがキリがないけど、多くの議員が『参議院で否決されて衆議院を解散するなんて問題外だ！』とか言うのもまたそんなにスッキリはしない議論だなぁ、と思ってみたり。

少なくとも今回については多くの評論家が言ってるとおり、将来を見据えた改革路線の入り口としても郵政民営化を題材に、本質としての政治の方向性（小さな政府）を国民に問うために解散したとすれば、これもまた新しい政治の形なんじゃないかな、と思います。

『外交交渉も失敗してるし、こんな重要な時期に政治的空白を作ってはならない！』っていう人もいて、それもまたわかりますが、テレ東で松野頼三氏が言うように、『選挙は政治的空白ではなく、国民参加の政治だ！』という考えが、今の状況にはもっとも当てはまるんじゃないかな。

まぁ、どんな風に考えても、これは戦後における大きな政治の転換点になるし、衆議院解散総選挙なんて、そうそう経験できるものじゃないから、選挙権持ってる人はゼヒ投票に行きましょう。

今回の選挙結果で或いは自分の、そして自分の子どもたちの世代の生活のありようが決定されるかもしれません。

そこに居合わせる一人一人が積極的に選挙権を行使するのはやはり重要なことだと思うので。

郵政民営化は大きな流れの中で何を目指したものなのか、そしてそのメリット・デメリットはどこにあるのかを一人一人が受け止めて、投票する。自分の投じた一票に意味がないなんて思わずに、まずはやってみると、ほんとに『日本の意思決定に参加してるんだな』って実感が湧きますよ、ほんとに。

ちなみに衆院総選挙は9/11です。