いよいよ。

poriporiguchi2005-09-10

明日衆議院総選挙。20歳以上のミナサン、ゼヒ投票にいきましょう!!
いやぁ、どうなるんでしょうかね。今回の結果によってこれからの日本のスタートが決まるといっても過言ではないですよ(すこし適当)。でもこんなにみんなが関心を持って望む選挙なんて今までなかったし、その転換点ともいえる現在に居合わせる自分たちが新たな選挙(民主政治)のあり方を決していくんです。ワクワクしますね!


・・・というかたい話は別にして、テニスとかで忙しい人も時間を作っていく価値があります。夜、テレビ各局でやってる特番とか見ながら『自分は政治に関与したんだ』って思えますよ、実際。


さて、今日はマークスの山の上巻を読み終わりました。今のところいい感じです・・・でもそろそろ新書とか読みたくなってきた・・・早く読んでしまおう。


宮部みゆきについてケチョンケチョンに言ったような感じも受けるでしょうが、そんなことはありません(・・・?)。期待の分だけ実りが薄いからムカついたのです。『じゃあ、どんなのがいいんだ!!』と言う人は、ドキュメンタリー方式のお手本として読んでほしい本があります(これはほんとのドキュメンタリーだけど)。

『冷血』 トルーマン・カポーティ著(新潮文庫

これは文句なく素晴らしい本です。


社会の中にある問題は、単なる希望的観測浅はかな洞察では解決し得ないのだということ。そしてそれを小説として描くとき、決して誇張したりしないのだということ。
そして何よりも、社会問題を真剣に扱うならば、小説家として確かな技量が必要なのだということがわかります。
宮部みゆきとの違いは、読んで感じてください。


カポーティは、読者に適当な問題意識を投げかけるとかいう無責任なことはやってないので、読了感としては『あ〜なんか現代社会ってタイヘンだなぁ』っていう程よい自己満足的なものを超えてしまうこと請け合いです。その点はご留意ください。


さて、下巻読み始めよう。