そうだ京都、行こう

poriporiguchi2007-01-08

こんばんは。年が明けて、段々寒くなってきましたね。
あんまり寒がりではないはずのボクですが、さすがにコート、手袋をしているこのごろです。
でもコートとか手袋ってなんかしているだけで少し幸せな気持ちになります。ボクだけかもしれないけど。


さて、年始の休暇を利用して京都を旅行してきました。
JR東海のまわしものってわけではなく、昨年から『京都行きたいな』とは思っていたんだけど、なかなか機会がなくていけなかったのです。年明けに長い休みがとれたので、これを逃す手はないだろうということでね。


一時間睡眠、五時起きで新幹線に飛び乗った時は京都に行くことがそんなにいいことなのか疑問もあったんだけど(ただ睡眠不足と二日酔いでテンションが下がっていただけです・・・)、2泊かけてまわった京都はとっても良かったです。



金閣銀閣南禅寺清水寺龍安寺広隆寺、永観寺、とけっこういろいろまわったし、夜も四条の河原沿いの飲み屋さんとかでゆっくりのんだりしたんだけど、とても気持ちが落ちつきました。それもただ落ち着いたというだけではなくて、何か自分にないもの、あるいは自分のどこかに静かにあるものを静かに揺さぶられているような感じがしたんだよね。


東京ではなく、京都の大学にきていたら、きっと今の自分も変わっていたんだろうな、って静かに思いました。こんなこと考えるのが意味のないことだとは思っていながら、自分がもしかしたら歩いていたかもしれない違う道ってどんなものだったのかな、って考えたりもしました。少なくとも今の会社にはいなかっただろうな、って。


でもこんなことも今の自分だからこそ思えることで、大学生の頃には感じなかったのだとも思います。
京都で感じたことはたくさんあるのだけど、ここに書くと長くなってしまうので、やめておこうと思います。
だた、寺とかまわっていた思った一つのことだけ書くとすると、ボクにとって『静かな場所』というのが、とても居心地が良かったということ。そしてそれが寺の中であり、仏像の前であり、石庭であったということ。なんでだかはわからないんだけどね。


ただ、普段生活している中に『静かな場所』ってなかなかないですよね。音にあふれた生活の中では、音によって自分の何かが阻害されているのと同時に、自分を何かから隠している、保護してるようにも感じたりします。ほんとに静かなところで、何も話さず、ジッとしているっていうのもいいものかもしれません。


まぁいろいろ書きましたが、何はともあれ、また京都に行こうと思います。今度はもっと時間をとれたらいいな。
そういえば『イノダコーヒ』の『アラビアの真珠』を2杯も飲んでしまったよ。そとはとても寒かったし、とてもおいしかった。