ゲレンデに恋をしよう!

poriporiguchi2007-02-12

今年初めての三連休、いろんな経緯があって、北海道でスキーをしてきました。
金曜は仕事で夜遅かったので、土曜の朝は睡眠時間1時間で出発という強行軍。寝ぼけた頭を抱えて羽田から北海道に向かいます。
もちろん眠いので飛行機の中では爆睡して、起きたらそこは北海道。まずは飛行機から降りて、その寒さにびっくり、やっぱり北海道は甘くないですね。


電車が遅れたために、雪の降る南千歳駅で寒い思いをしたりしながらも、目的地のトマムへ到着しました。雪に覆われた山と、スキー客のためのホテルしかないという別世界。いや、一応何回かスキーにいったことはあったけど、こんなところは初めてです。


素晴らしい雪と天気にも恵まれ、日中は楽しくスキー(他の人の多くはスノボでしたが)をして、夜は飯を食べたあと、スイートルームの(そうです。スイートルームです)リビングの絨毯のうえに7人が車座に座り、ホクホクチップス(ノーコメント。これはすごい。意味がないくらいにすごい)を中心にしてサッポロクラシックを飲む、という2泊3日。とっても楽しかったです、うん。もしかしたらこんな経験をするのは先にも後にも一回だけかもしれない。でも一年に一回くらいはこういう贅沢するのもいいと思うのだけど。


夜の車座飲みは、どこかサークル時代を思い起こすところもあったけど、やっぱり自分はもう学生じゃないんだな、って感じたりもしました。でもそれはある意味でいいことであるようにも思いました。なんとなくね。


たくさんスキーもできたし、みんなとたくさん話したし、とてもリフレッシュしてさっき帰宅。おみやげはイカの塩辛と海苔と、全身筋肉痛とおなかの脂肪。
帰る前は「東京に帰りたくないな、明日から仕事とかイヤだな」と思うけど、いざ東京に帰ってくると、意外に素直にその現実を受け入れてる自分がいて、少しおもしろいです。


最近の仮説によると、人の記憶とは一つの時系列に沿って長々と続いているのではなく、場所やシチュエーションによって、いくつも並立し、同時進行しているのではないか、と言われています。(もちろんボクが今日の帰り道に、焼酎用の氷を買っているときに勝手に思いついただけです。)
でもあながち間違ってもいないと思うんだよね。そして一人の自分は休日の世界に生きているのです。いやぁ、人生ってなんてすばらしいんだろう。


明日からまた仕事だけど、土日の記憶を紡いでいくことを心待ちにしながら、ぼちぼちがんばることにします。


画像:なんだかわからないでしょ。これはトマムのアイスビレッジというところにあるアイス・バー(机やら椅子やらほぼ全てが氷でできてて、ほんとに寒い)で飲んだウィスキーです。少しだったけど、体が温まりました。ぽかぽか。