《旅行６日目》（博多〜奈良）

この区間が何故か一番時間かかるんだよね。新幹線とか特急だとまた違うんだろうケド、まあ青春１８は特急乗れないので仕方がない・・・ぶつぶつ。

予定では12時間かけて奈良に向かうので、まあ気長に本を読む。アガサ・クリスティーの『アクロイド殺害事件』。これは推理小説の中でも五本の指に入るほどの傑作だそうで、確かにトリックは予想外のところからやってきました。けっこうおもしろかったです。

新山口でビールを２本購入。さすがに朝の10時からビール飲みながら本読んでると変な目で見られたけど関係ありません。ビールを飲みたいときはビールを飲めばいいんです。そうすれば①本もおもしろい②ビールもおいしい③景色も楽しいと三つの得がある・・・ような気がする。

岡山に着くまでに『アクロイド殺害事件』を読み終えてしまったので、キオスクで仕方なく内田康夫の『白鳥殺人事件』を買って読む。相変わらず陳腐な筋だし、展開も見え見えだし、浅見光彦のキャラは通り一遍だし、なんの洞察も示唆もない推理小説だけどまぁ暇つぶしにはなります。

何だかんだで奈良に到着。ホテル周辺のうどん屋でうどん食べたけど、汁の味が薄い・・・恐るべし関西の薄味・・・なんか損した気分。ローカルなコンビニでビールを買ったら、くじ引きで名古屋のきしめんセット（結構でかくていいやつ）があたる。なんで奈良に着てまで名古屋のきしめんをもらわないといけないんだろう・・・でかくてかさばるし・・・でもバイトの高校生は小声で「すげぇ」って言ってました。

汚い宿だったので、がむしゃらにビールを飲み、翌日の奈良観光プランを立てて就寝。ビールと、うまくないうどんと、きしめんの印象が強かった１日。

写真：今日はなし。