3月のある晴れた日、動物園では

poriporiguchi2007-03-18

こんばんは。もうすぐ春だというのに、とっても寒いですね。暖冬だとか言っていながら、いきなりこういうのってなしだと思います。
でも仕方ないか、地球はこんなボクの都合を一顧だにすることなく、今もくるくると回っているのでしょう。


土曜日、とても久しぶりに上野動物園に行ってきました。動物園って何かとても楽しそうなイメージがあるものだし、そこにいる人たちは実際とても楽しそうだけど、見られている動物の方は「ん?何ですか?」っていう感じなのがとてもよいです。訪れる人間のことなどあまり気にすることなく、白フクロウはジッと瞑想し、ゴリラは遠くを見つめて自分が置いてきた何かに思いをはせ、ペンギンはたまにペタペタと歩いていました。
それを見ているボクはといえば、こんな寒い日にトレーナー一枚で出てきてしまった自分の愚かさを嘆きつつも、ヒマワリみたいに、なるべく日の差す方へ、日の差す方へと移動していました。とっても楽しかったけどね。早く春が来ないかな。


夜は先輩の追いコン。突然にもかかわらず、あんなに人が集まるのは、やはりその人徳ゆえです。心からお祝い申し上げます。


さて、そんな昨日と同じく、今日もまた冷えました。でもよく晴れていて、銀座の通りはたくさんの楽しそうな笑顔でいっぱい。
ロボットみたいなコスチュームををした外人のパントマイムがおもしろかったです。よくああいうこと考えるよね。実際に見てみたい人はぜひ銀座まで。


夜は『カポーティ』のDVDを見ました。ほんとは映画館でみたいと思っていたんだけど、忙しかったか何かでに見られなかったんです。3月15日レンタル開始ということで、早速借りてきたわけだけど、とてもおもしろかったです。
カポーティが新聞で目にしたある殺人事件にひかれ、それを取材する中での犯人(ペリー)との関係を中心とする作品です。『冷血』という傑作を生み出す過程に何があったのか、カポーティにとって冷血(というか事件)がどのようなものであったのか、ということが押しつけがましくなく伝わってきました。でも『冷血』読んでから見ないとよくわからないところもあるんじゃないかな。まだ見ていない人は『冷血』とセットでトライしてみるといいかもしれませんね。


来週は水曜が休み。まずは週の前半がんばりますか、うん。