『星の王子さま』

poriporiguchi2007-06-10

なにか中途半端な立場にいるこの頃、でもこれも自分に与えられた役割なので、しっかりとしないと、と思って過ごす毎日です。まぁ去年に比べたらそんなに忙しくもないんだけどね。


さて、今週の金曜は、武市さんの結婚お祝い飲み。いやぁとうとう結婚ですか、とか思ったけど、社会においては適齢期と言われる年齢なんですよね、これを期に先輩方にも結婚ブーム(そんなブームがあるのかどうかしらないけど)が訪れるのでしょうか。期待しましょう。


今日はとても激しい雨が降ったけど、今は雨も上がり、涼しい風が窓から入ってきます。
ボクはビールを飲み、テレビを消して音楽を聴きながら本を読んでます。とても気持ちいい。こういうのって幸せですよね。


ふとテレビをつけたらNHK教育テレビで『星の王子様』についてやっています。
『心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。肝心なことは、目には見えないんだよ』


世の中はそんなキレイじゃないっていうこともわかるし、そんな風にしていてうまくいく訳じゃないっていうこともわかるけど、やはり自分に広がっている世界のどこかには、自分の心で見ることができるようなものがないとな、って思います。


ボクが『星の王子様』を読んだのは、実は大学卒業の時、就職も決まって安心しつつも、働くということがよく分かっていなかったとき。青春18切符で横浜から鹿児島まで向かった旅路の最後、JR九州の普通車両に乗りながら、読む物がなくて、博多駅の本屋でふと買った『星の王子さま』を読んだのを覚えています。


よくわからないけど、とても優しい言葉が自分の心にびしびしと楔を打ち込んでいくような、仕事や家庭や恋人や、様々な困難を抱えながら人が生きていくってどういうことかっていうことがどんなことなのか、そんなことすぐに分かったりはしないけど、なにか目を開かれたような思いがしました。


いま、久しぶりに読み返してみよっかな、と思います。