日曜日のスタバで。

今日は10時に起きて走るぞ!!
と心に決めていたのだけど、もちろん無理でした。
結局起きたのは午後1時前、そんで走りに行ったのが2時前。


やっと走りに出たというのに調子が最悪。何とか15キロ走ったけど、最後まで体が動かなかった。なんでだろう、と考えてみたら、きっと体が冷えていたのだろう、という結論に達しました。
もともと低血圧な上に、毎日夜型の生活、気温も下がっているのに起床後1時間で運動しようというのがムリというものです。
レーニングを終えてつかった風呂はとても温かかった・・・


夕方6時頃でしょうか、買い物ついでに三茶のスタバで本を読んでいました。
少し疲れて本から目を離して、何を見るでもなく、ぼぉっとしると、真剣に話している隣の二人の女性の会話が耳に入ってきました。
一人はパーカーにジーンズ、もう一人は今風の感じ。歳は両方とも30前って感じかな。
どうやら今風の女性の方がもう一人に悩みを打ち明けているようです。地方の出身みたいで、言葉はけっこうなまっています。


『だからさ、わたし帰ろうと思って』(これは標準語表記です。以下おなじ)
東京の会社に勤めているんだけど、東京の人はみんな自分をよく見せようとしていて本心がわからない。上手くつきあえずに距離をとっていたら「冷たい」と言われた。自分でも孤立しているのがわかる。そんな感じの話でした。
『みんなもっと普通に、自分が素直に思ったこと話せばいいのにね』と彼女は言いました。


ボクは生まれてから東京に近いところで育ってきたから、東京の人が競争心が強いとか、自分を評価されたがるとか思ったことはありません。
だから、そう言う話をきいて『そうなのかな?』って思うところはあります。


それは別にしても、彼女はきっと東京から故郷に帰ることになるんでしょう。いろんな人にいろんな人生があるし、いい生き方ができるように、自分で選んでいかないといけません。でも三茶のスタバで、カップルが晩ご飯前のひととき、買い物ついでに何気ない話をしたり、うるさい高校生が携帯の着メロを鳴らしながら『これ、どお』とか言っていたり、『うるせえぞ、こら』と思って高校生にガンとばしているボクがいたりする中に、そういう人がいて、そんなことには全然気づかずに生きているんだな、って思うと、なにか不思議な気持ちになります。


なにもそれが特別なことではない。別に自分のことを考えて生きているのも、それはそれでいい。自分が何がしたいかよくわからないけど、何か心に引っかかるものを感じた夕方でした。
まぁそんな感じで。