ノルウェイの森

poriporiguchi2008-03-08

こんばんは。
春に向かって少しずつ暖かくなってきて、少し幸せな気持ちになっている今日この頃。
あとは花粉さえ飛んでいなければいいのになぁ。なんで杉の木はあんなにがんばって人にくしゃみをさせたりするのだろう。ちょっとは反省した方がいいよね。でもきっと杉にも杉の言い分があって、『おれだって好きで人間にくしゃみをさせたりしてるわけじゃないのにさ』ってことになるんだろうけどね。


ちょっと前に思い返すようにして村上春樹の『ノルウェイの森』を読み返しています。
何回読んだかわからないくらいだけど、なぜかとても文章のひとつひとつが心にしみてくるんだよね。本の読み方は人によって違うから、あんまりこんなことは言いたくないのだけど、この本はきっと自分の今の歳になってこそ感じられるものが書かれているのだと思う。
ノルウェイの森』っていうと、どうしても『あんなチャラチャラした恋愛小説なんか』って言われることも多いけど、ボクはこの本の根底にあるのは、よく語られるところの恋愛っていうよりも、もっと深く静かに人の心に潜んでいるものなんじゃないかなって思います。というわけで、夜、一人で音楽もかけずにワインを飲みながら本を読む時間がとっても楽しい。


明日は日曜ですね。今日は走れなかったので、明日はしっかり20キロ走って、英語を勉強して、ワイン飲んで本を読みたいと思います。
みなさんもステキな週末を過ごしてくださいね。ではまた。