図書館パラダイス

poriporiguchi2008-10-12

そいえば、この前、たまたまNHK教育テレビの『中学生日記』を見ました。
この番組は結構あたりはずれがあるのだけど、その日に見た『図書館パラダイス』はとても面白かった。
人との距離のとり方をなかなか掴めなかったりした思い出や、小さなことの前に立ち止まってじっと見つめていた思い出って、けっこう多くの人にあると思うんだけど、それを素直に感じることのできる内容でした。


個人的には図書館が舞台になっていたのがまたよかったんだよね。
悲しいかな、僕は男子校出身で、学校の図書館には僕のあまり好きではない男子学生たちが集まってカードゲームとかしていたので、あまり学校図書館には行かなかったけれど、その代わりに学校の近くにある桜木町の市立図書館にはよく行きました。秋の晴れた土曜の午後、学生服のまま野毛坂を上って図書館に向かう感じとか、ぼんやりと思い出すことができます。


まぁみなさんも暇があって、普通のテレビドラマの恋愛とか何とかあんなリアリティーの欠片もないものに(おっと・・・)飽きたら、『中学生日記』見てみてください。中学生は本物の中学生からオーディションで選ばれているということで演技の質は人によって様々だけれど、少なくともステレオタイプではないし、実際の体験を取材して作っているというストーリー、映像や音楽も含めてそこらのドラマよりはよほどクオリティーは高いと思います。ふと「あ、なんかわかるな、この感じ」と思って心がふとほんわりしたらそれが中学生日記効果ですね。しかも、むかし感じていたその思いって、実は今になってもまるで解決されていなかったりもするんだよね、これがまた。


個人的には『お熱いのはイヤ!?』とかおもしろかったな。わからないですよね、あはは。
というわけで暇なときにはぜひ。


今日は久しぶりにいい天気だったので、2時間くらいかけて林試の森公園を散歩してきました。初めて歩いたのだけど、緑がキレイで池にはカメが泳いでいていい公園です。みんな楽しそうなのが何より。そんな中をアシュケナージベートーヴェン(ピアノ・ソナタ)とかヘッドホンで聴きながら歩いていると、とても幸せな気持ちになります。公園の木々も、もうすぐ紅葉してくるのかな。
これから寒くなってくるけれど、冬はけっこう好きなので、少し楽しみだったりもしている今日この頃です。
そろそろおでんの季節ですね、ほくほく。