おいしい週末


みなさんこんにちは。この頃、急に暖かくなってきましたね。
今日もまたとても良い天気。朝から床屋に行き、帰ってから掃除に洗濯にテキパキ動いています。洗濯物を干したりするときに体に受けるぽかぽかとした陽差しがとても気持ちいい。

というわけで、また何だかんだで一ヶ月以上振りのブログです。
かつて仕事が今よりも忙しい中でも週1回のペースでブログをつけていたときから、様々なことを感じる毎日に変化はないのだけれど、少しずつ自分にとってのブログというものの位置付けが変わってきたのかも知れない・・・ただ怠惰になったというだけなのかも知れないけれどね。


さて、仕事に英語に読書にビールにという変化のない日々が研修終わって以来続いていましたが(というかずっと基本的は同じなのだけれど)、先週末は広島に行く用事があり、そのついでに家族で旅行に行ってきました。
ぼくは三人兄弟の末っ子なので、学生時代は毎年誰かが受験勉強をしているといった感じだったから、家族で旅行をするのなんてとても久しぶり。
広島へと向かう新幹線で母は『新幹線に乗るのなんて(大阪)万博以来』と行って興奮していました。さすがにそれはないんじゃないかな、と思うのだけれど。
僕は連休なんかあるとちょくちょく旅行に行くのだけれど、家族で行く旅行は、ほんとに何にも気を遣わず楽しいものでした。広島で広島焼き、京都で赤垣屋(おいしい居酒屋)とイノダコーヒというとてもステキな食事。東京に帰る前に自分の経済力を考えると行こうとは思えないような京懐石を食べてきました。いやぁ、ほんとにおいしい旅だったなぁ。


そいえば最近、ジョン・アーヴィングの『熊を放つ』を読み直していて、昨日の深夜2時に缶ビールを飲みながらに読了しました。
もちろん以前にも読んだことがあって、その時もそのおもしろさは感じていたんだけど、今回のように自分と物語が深くシンクロしていく感じをおぼえたのは久しぶりのことでした。
荒唐無稽と言ってしまえばそれまでだけど、それでもなお紛れもなくすごい力を持った本であることは確かです。
この本を読んで何かを感じ続けていられる限り、少なくとも自分をどこかへと動かしている衝動がすり減りきってはいないと思うことができるような。読んでない人はぜひ読んでみてくださいね。

というわけで、久しぶりにアーヴィングの再読を決意。次はとりあえず『ホテル・ニューハンプシャー』かな。そして『ガープの世界』へと進んでいこうと心に決めた金曜日の昼下がりです。
ではみなさん、よい三連休をお過ごしください。


写真はイノダコーヒ本店のフレンチトースト。おいしそうでしょ(笑)