昨日と今日の過ごし方


こんばんは、ふと気がつくともうすぐ4月になってしまうのですね。
いまは日曜日の静かな夜、この三連休は久しぶりに予定を入れずに一人で過ごしています。
まだ三軒茶屋の寮に住んでいたときのように、静かな夜に眠くなるまで本読んで、昼前に何とか起きて、駒沢公園を一時間半走って、スタバでミルクを入れたドリップコーヒー飲みながら本を読んで、スーパーとかコンビニとかで適当に晩御飯を買って、白ワインとか飲みながら寮でDVDを見て、ブログをつけて、そしてビールを読みながら本を読む・・・いまはそのブログをつけているところです。何か文章が長いね。

入社して4年目も終わりそうな今日この頃に読んでいるのは、ガルシア・マルケスの『生きて語り伝える』というなかなかシブい本です。はっきり言って読書から何かを得ようと思っている人でないと読み続けることは難しいものだと思うけど、このたんたんとした語り口、何でもないように見えて滋養に富んだ文章はなかな書けるものではない(当たり前だけど、それでも)。とは言え、ぼくもそんなにスラスラと読めているわけではないけれど、どこか間延びしたような3月の夜にはそれもまたいいのかもしれない。
この本の前にイアン・マーキュアンの『初夜』と『贖罪』を読んで、よくできている小説だな、と思ったけど、やはり自分はうまい小説よりも不思議な力のあるストーリーテリングの方が好きなのでしょう、きっと。そういう意味で『ああ、なんて素晴らしい!』はおもしろかったな、うん。

そして、入社して4年目も終わりそうな今日この頃(っていうか昨日と今日)に見たDVDは『BOY A』と『スクール・オブ。ロック』と『イカとクジラ』。どれもぜんぜん違っておもしろかったのだけど、楽しみにしていた『BOY A』が一番でした。ああいう静かな作品は俳優の確かな演技力と効果的なカメラアングルあって初めて成り立つもの。また見ていない人はぜひおススメです。まぁぼくがすすめるくらいだから決して明るく楽しい話ではないけれどね。『スクール・オブ。ロック』は『天使にラブソングを』のロック版のような映画で純粋に楽しい。『イカとクジラ』はシニカルで何か『あぁ、自分も含めて人間ってつくづくこんなものだよなぁ』と感じさせてくれるいい(?)映画でした。

さて、話は変わるけど、ぼくはと言えばおそらく来週くらいに留学先が決まり、夏からは2年間その大学院に留学することになります。1月にブログを書いたときには『まだ半年以上あるな』とか思っていたのだけど、いつの間にかあとたぶん4ヶ月(くらい?)。アメリカでの生活を前に、予め勉強もしておかないといけないのはもちろん、具体的に何を自分に課して、そのために日本でやっておかないといけないことは何か、と考えていると、おそらく4ヶ月なんてあっという間なんだろうな。まぁ留学先とか時期とか決まったら正式にここで報告するつもりです。果たしてどれだけの人が読んでいるのかはわからないから、久しぶりに会って初めて『え、留学するの?』みたいな感じになるかもしれませんが。

そういえば4月にいよいよ村上春樹の『1Q84』第3巻が出ますね。何の誇張もなくとっても楽しみです。それまでには今の本を読み終えないとな。というわけで、つらつらと近況を書いてみました。今度はしっかりと考えてから書こうと思っています。

おもしろくも何ともない文章を読んでいただいたお詫びに、2月に先輩に連れて行ったもらったスキー旅行の帰路、仙台の寿司屋で食べたランチの写真を載せてみました。ブログの内容とはまったく関係ないけど、おいしそうでしょ?うん、とてもおいしかったですよ、もぐもぐ。